60代以降は健康維持が最優先事項

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40代であれっ、50代でガクッ、60代でガクガクッ・・・

戦前の日本人男性の平均余命は、約50.06年(昭和22年第8回生命表/出元)

koma

50歳って・・マジかよ

最新の日本人男性の平均余命は81.05年(令和4年生命表/出元)と30.99年も伸びている
医療の発達も大きく貢献してるのだろうけど、食べ物や健康管理の変化も大きく影響してると思う。
昔、komaの少年時代、飼っていた犬や猫の寿命は7〜8年位だんじゃないだろうか?今じゃ2倍位は生きる犬や猫も多い。中には20年以上生きてる長寿猫も多くいる。ペットの寿命の一番の要因はなんといってもフードにつきるのではないだろうか?昔はご飯にむそ汁をぶっかけた、いわゆる残飯的な食事が多く、明らかに塩分過多の食事だったと今になって思う。人間も同じであろう。komaの少年時代は北海道で育ったのだが、とにかく塩っぱい食べ物が多かった。漬物なんか驚くほどしょっぱかった思い出がある。また何にでも味の素と醤油をぶっかけ食べていた。そのくせトマトには砂糖をかけ、麦茶にも砂糖を入れていた。今考えると信じられない食生活である。親戚のオジサンはいつも酒臭く、タバコは茶の間でもどこでも、子供いようがお構いなくスパスパ吸っていた時代である。また脳卒中のオジサンもやたら多くいた記憶がある。筋トレやジョギングをする大人など、ほぼいなかった時代だ。
まあ、短命なのが当然ちゃ当然といえる生活環境だったといえる。


komaも現在62歳だが健康には相当に気を使っている。有酸素運動は週4回のジョギング、無酸素運動は週4回の筋トレをノルマとして課している。もう3年続けている。しかし続けることは相当に辛いものだ。体調を崩し1週間も休むと、その後は地獄が待っている。一気に筋力や体力が落ちてしまい、もとに戻すのにかなりの時間がかかるのだ(休んだ日数の2倍〜3倍はかかる)筋トレは近くのジムに行っているのだが、皆あまり続かないようだ。聞いた話では1年後も継続してる人は4%程度しかいないらしい。100人入会して1年後には96人が脱退してるって・・
ジョギングはジムのランニングマシンは使わず、総合運動公園のランニングコースを走っている。やっぱ、外は気持ちいい。ラジコで好きな番組をAirPodsで聞きながらゆっくりと走るのだ。疲れたら歩いても全然OK。とにかく続けることが重要である。60歳過ぎの運動は運動ではなくリハビリである!!と言いたい。
おかげで現在は絶好調とまでは言えないが、同年代と比べると『まぁ、いいんじゃないか』程度は維持できてると思う。ここでkomaが40代から現在まで健康・体力など今までの変化してきたことを、お話したい。

40代での変化

40代に入りあれっ、と思う出来事があった。
当時、仕事の付き合いでゴルフを少々やっていた。コースでクラブを振ると右肩が痛い。激痛でもないが動かし方によって痛みが出る症状だ。それ以降、右肩の違和感と痛みは治らず、てっきりゴルフが原因で痛みが出たとばかり思っていたのだ。数ヶ月立っても治らず病院に行くことにした。診断結果は『四十肩』とのこと、正直ガッカリした。
むかし、お袋が四十肩で腕が上がんないと言ってる横で、笑っていたのに・・このオレが四十肩かよ。ついにオレもおじさんかよって自覚する出来事だった。

さらに少しして、生まれて初めて『ぎっくり腰』になったのだ。これは衝撃だった。魔女の一撃とも言われ、全く動くことが出来なくなったのだ。原因は嘘みたいな話だが、クルマの運転席から後席のティシュの箱を取ろうと振り返ってる最中にくしゃみをした、次の瞬間に稲妻が走ったのだ。その日は全く動くことが出来ず、病院にさえ行けなかった。1日寝たら次の日には何とか動くことが出来、会社にも出勤出来るようにはなった。しかし、それ以降は数年に1度の割合でギックリ腰になり、今ではヤバそうな雰囲気を感じ取り、事前にムリな動きはしないようにするど防御策も講じることが出来るようになった。

会社の健康診断で尿糖がでてしまい、産業医に『糖尿病ですか』と言われ、本当にマズイと思いだした。そういえば若い頃は52〜53キロだった体重が70キロになっている。komaが人生で最も太った時期である。
これじゃ、いかんとダイエットに取り組むことにした。とりあえず食事制限と走ることにした。デブデブの体で走ることはしんどく夜、人目のない時間帯に走ることにした。半年もせず体重は60キロを切る位にまで減り、周りの人はkomaが大病に罹てるんじゃないかと随分と心配された。食生活を見直し、運動をすることで尿糖の方もマイナスとなり一安心。

ついに来た!老眼になる

40代も中盤に差し掛かった頃である。いつものようにご飯を食べていた時である。左手にご飯茶碗を持ち、右手の箸で白米をつまみあげた時に何気なく見た白米がぼや〜と見え、あれっと思ったのがkomaの老眼の始まりである。その時はあまり気にしていなかったのだが、後日妻と買い物へ行った先のショッピングモールで暇つぶしに入ったメガネショップで ふと老眼鏡のテスターをかけてみた。あれ、よく見えるじゃねえ? 店員さんにお願いして視力を検査した結果、老眼であると宣告されてしまったのだ。ガーン
これには参った。オレって初老なの?自分じゃまだ若者だと思っていたのに。
45歳にして初めて老眼鏡を購入した。

初めて購入した老眼鏡
koma

戦前だったらそろそろ寿命だったもんなぁ

50代での変化

50代ってのは完全にオジサン世代だ。自分では若いと思っていても客観的にみたら完璧なオジサンなのだろう。あのキムタクだって51歳なのだ(1972/11/13生まれ) 誰だってオジサンにもなるしお爺さんにもなるのだ。
紅葉を楽しみに日光へツーリングに行ったときのことだ。いろは坂の明智平駐車場でツーリング中の若者に『おじさん』と声をかけられた時にはおもわず動揺した。いままで子供にオジサンと言われたことはあったが、大の大人にオジサンと言われたことは初めてだったのだ。いやでも認めるしかなくなった瞬間であった(T_T)

ついに白内障になってしまった。

50代になって間もない頃であった。
春先の花粉が例年より多く飛散したことでkomaの花粉症の症状が例年より重症となり、眼科で受診することにした。
いろいろと検査をし、医師からの診察時に『殘念ですね、この若さで白内障ですね』と告げられ、眼の前がくら〜としたことが先日のようである。白内障って、komaのばあちゃんが70歳を超えてた頃よく点眼薬『カタリン』をさしてしたので、年寄の病気だと思っていたである。もう初老どころか、お爺さんになった気分であった。これから白内障が進行して手術するまでの間、カタリンのお世話になることが決定した。娘はまだ小学生の低学年だってのに・・・
娘の成人式まで生きることが出来るのかと、真剣に考えてしまった。

老眼がどんどん進行していく

老眼鏡だけで何個あるだろうか?
単身赴任もしていたことから、会社、アパート、自宅リビング、寝室、クルマ、予備、ハズキルーペ、強弱もあるので10本近くもっていると思う。しかもどんどん進行するので、そのたびに買い替えていくので高価なものは、とてもじゃないが使ってらんない。現在62歳で+2.0位の度数である。ここまできたら早く手術したいと思えてきた。最近は多焦点レンズの開発が進み遠方・遠中・中間・中近・近方に焦点が合うレンズまであるようだ(自費ではあるが)

徐々に体力が衰えていく

50代の中盤を越えたあたりから体力の衰えを感じる場面が多くなった。
疲れやすくなった。疲れがなかなか抜けなくなった。素早い動きが出来なくなってきた。
これらははっきりした症状として出るものではなく、またその時々の体調で差もあるので人に伝えることが難しいのだ。簡単にいうと『かったるい』日が多くなった、いやいつもかったるいと言えるかもしれない。
殘念だが仕方がない・・これが現実なのである。
しかし、少しでも抵抗するため運動を続けるのである。

睡眠時無呼吸症候群でCPAP使用

会社員時代から睡眠時無呼吸症候群であることは分かっていた。30代の頃に出張先で同部屋だった同僚から『死んだかと思った』と言われたのだ。それまでかいていたイビキがピタッと止み、息をしない時間が1分近くあったらしい。その後、ぶわ〜と息を吸い込みまたイビキをかくことを繰り返しているのだ。50代に入り仕事が忙しくなり症状が悪化しのだと思う。クルマの運転中や会議中に睡魔が襲ってきて、単に眠たいのとは完全に違うレベルなのだ。どうあがいてもまぶたが閉じてしまう。会議中、しかも社長が熱弁を振るってる最中に寝てしまい、こっぴどく叱られたこともあった。これは何とかしないとと病院へ行き医者に相談した。医者の見解ではやはり睡眠時無呼吸症候群が疑われるとのことで、自宅で出来る検査キットを受取り検査を行った結果、重度の睡眠時無呼吸症候群だとの診断。医者にCPAPを勧められ使うことに決めた。
まるでICUで酸素吸入器を充てられているような様で、これで本当に寝ることが出来るのか?
お相撲さんがよくCPAPを使って寝てる映像を見たことがある人も多いと思う。

頭のところから空気を取り込みぐるっと回って鼻から空気が送り込まれる。こんなんで毎日寝てます。
実物がこれです。最近このタイプに変更


実際使ってみると最初の頃はとてもじゃないが寝ることが出来なかったが、次第に慣れていき寝ることが出来るようになった。CPAPは鼻から強制的に空気が送り込まれ気道を広げることで呼吸の停止やイビキを防ぐことの出来る機械である。CPAPを使い始めてからは夜中にトイレに起きることがなくなった。朝まで熟睡出来るようになった。当然イビキはかかなくなった。結果昼間の強烈な睡魔は改善することが出来た。

気がついたら白髪頭になってい

50代半ばまでは、ほぼ白髪はなかったのだが、50代の後半ころから徐々に白髪が目立ち始め、50代終盤頃には全体の20%位が白髪になったようだ。元々毛量が多く、家系でハゲ頭もいなかったので白髪なになるであろうことは分かっていたことだ。これでオジサンに磨きがかかったってもんでしょう。
髪型はイチローと同じ様なスタイルをしているが、白髪の量ではイチローよりは少ない印象である。

koma

こうみると50代は、老化現象が一気にくるね!


60代での変化

komaはまだ60代になりたてなので、偉そうなことは言えないが、少し語らせていただきます。

運動能力が低下してきた

しかたが無いといったら、それで終わりだ。
40代後半でベンチプレスMAX115キロを上げることが出来たのだが、2011年3月11日東日本大震災で当時通っていたジムが被災し、復旧に1年以上がかかってしまったのだ。結局、震災以降2年近く何もやらなくなってしまい筋力はほぼ普通人並みに戻ってしまった。気を取り直しホームジムで筋トレを再開したが、なかなかもとに戻すことは出来ない。継続は力なりだ。とにかく続けようと自分を奮い立たせ何とか続けているのだ。


60代になり、今ベンチプレスは何キロ上がるのか?ジムでトライした結果80キロが限界であった(10年間ベンチプレスを行っていなかったせいかバランスをとることが難しく怖さもあり80キロ以上のトライはやめた)
マシンプレスでは100キロは何とか上げることは出来るのだが・・

一番は瞬発系が衰えたことがあげられる。今現在、全速力で走ることがができない。全力でジャンプすることもできない。筋が切れたり、大きな故障が起こることが予見できるからだ。
運動能力が衰えるというより、関節がすり減り機能が低下してるのだと思う。また筋肉も弾力性とでもいうか、無理すると断裂し簡単に肉離れしそうな感じなのだ。高重量を扱うと肘、膝、肩、腰、手首、足首に負担がかかり故障リスクが若い頃と比較し格段に大きくなることは明白なのだ。
きちんとケアをしながら、準備運動を十分行うことで怪我のリスクを減らしある程度高齢になるまで続けることは十分可能だとは思う。
例えばヤクルトスワローズの石川雅規投手は167センチと小柄ながら44歳の現在も現役で活躍し、178勝はNPBで現役最多の勝ち星である。

片側4キロ〜32キロまでワンタッチで重量変更できるダンベル。

体がかたくなる

動かさなければ柔軟性が失われていく。年齢を重ねていくと関節の可動域が狭くなっていくのだろう。
komaはもともとが体が固く前屈で指先が地面につけることは今も昔も出来ないのだが・・・それでも現在、日課としてストレッチは欠かさず行っている。1日休むだけでも体が固くなり、昨日まで届いていた所に手が届かなくなってしまう。komaの場合、ストレッチは柔軟性を維持するとともに、ギックリ腰の予防の為に続けているのだ。ストレッチを何日もサボると最終的に必ずギックリ腰になる(komaは)。最近特にストレッチの重要性を感じている。ストレッチの効果として代表的なものは①パフォーマンスの向上 ②怪我の予防 ③筋肉の疲労回復 ④リラックス効果 等がある何も運動選手だけが行うことではないのだ。 高齢になった者にこそ必要なことであると考える。


まとめ

40代から50代へそして60代へ・・・・さらに70代、80代、90代へと・・・

30代までは特に何もしなくても、多少腹が出たり、はやい奴の頭が薄くなったりする位で健康的に過ごせる人が多い。ところが40代以降はブログにも書いたとおりである。50代になったらまったなしで老化現象が襲いかかってくるのだ。何もkomaだけがこの様な状況になる訳ではなく、周りの同年代の人の殆どが似たような経験をしているのだ。また、これからこの年代に突入する人は、あらかじめ覚悟が必要であるとも言える。しかし、全てを完全に防ぐことは100%不可能であるが、症状を抑えることは可能である。
それを可能にする魔法が『何事にも対策が必要』といことである。食べたいものを本能の赴くまま食べ続けたり、毎晩ヘベレケになるまで飲み続けたり、周りの禁煙には目もくれずタバコを吸い続けたり、運動もせずゴロゴロした日々を過ごしていたら、ガクッ、ガクガクゥが早くやってきて、その程度が重くなることは間違いない!

何事にも対策が必要とは何か?

①適切な食事・・食べ過ぎ、塩分過多はダメゼッタイ! 食べ過ぎは100%太る。腹が出てる人がジムに来て腹を凹ましたいと言うが、ジムに来る前に食事制限やアルコール制限が必要。ジムで腹筋マシンとランニングマシンだけで体型は何も変わらない。だから続かないんだ。
食事制限(適正カロリー摂取)とアルコールは控えることが基本

②運動・・運動で消費カロリーを増やす。筋肉量を増やし基礎代謝量を増やす。柔軟性を維持向上させる。抵抗力を向上させる。運動は老化を防止するリハビリである。komaは日々のジョギングや筋トレを運動とは考えておらず、リハビリと考えている。だからムリはせず、出来る範囲で維持していることが長く続いている要因だと考えている。

③酒はほどほどに、タバコはダメゼッタイ!・・komaはタバコは20年前に辞め、酒は1年半ほど前から冠婚葬祭とキャンプ時以外は飲んでいない。そもそも20歳まで禁止のモノが体に良いわけがない。
タバコは辞める時がとにかくキツかった。所謂ニコチン中毒だから離脱するまではホント辛い。しかし脱することが出来れば後は楽である。禁煙に最も効果があったものは医師から処方されたニコレットではなく『禁煙セラピー』という本であったことは意外である。
酒はニコチンと違い中毒性は無いのだが、タバコより止めるのがキツイ。タバコはニコチンという物質を体が欲しているのだが、酒は気持ちよさを頭が覚えているので、1年やめても飲みたい気持ちはあまり変わらないのだ。テレビでビアガーデンの様子など流れると『あ〜飲みてぇ』・・ただただ我慢するしかないのが辛い

結局答えは①〜③しかなく 運動と日々の節制につきるのだ。
簡単な事だが、続けることは難しい!!大抵は挫折する。誘惑に負けない強い意志が必要である。

koma

今日だけはいいだろう、雨だからしかたない、誘われたから断れないよな、筋肉痛だから、体調が良くないから・・誘惑は強し

プラスαとして
komaは2023年1月以降アリナミンEXPLUSαを毎日飲むようにしている。アリナミンはサプリではなく医薬品なのだ。医薬品として認められるには定められたエビデンスをクリアすることで医薬品として承認される厳格なもので、科学的根拠に基づいたものになっている。小林の紅麹コレステヘルプa(機能性表示食品)とは全く別物。
効能・効果は腰痛・神経痛・手足のしびれ・眼精疲労・肉体疲労時に効果があるのだ!2023年の1月以降アリナミンの中でも最も高価なアリナミンEXPLUSαをギックリ腰の予防の意味で飲み続けている。おかげさまで今のところ、あれ以降一度もギックリ腰にはなっていない。(1年以内にギックリ腰が再発した時は、koma的に効果が無かったとして飲むのをやめようと思っていた)
ちなみに飲み方は4月〜11月までは1日2錠、ギックリ腰になる危険の高い時期(12月〜3月)には1日3錠を飲んでいる。


健康を維持して楽しい老後を過ごしましょう!!!

つづく

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