新NISA について考えてみた その1

目次

新NISA概要

・金融商品から得た利益が非課税になる制度

・つみたて投資枠が120万円→月々10万*12ヶ月⇨対象商品は国が選定した長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

・成長投資枠240万円→月々20万円*12ヶ月⇨上場株式・投資信託

・簿価残高(投資した金額、おろした場合は再利用も可能)1800万円まで、ただし成長投資枠の上限は1800万の中の1200万) つみたて投資枠だけなら1800万

・保有期間は無期限

・販売手数料0パーセント(ノーロード)・・一般的に1%〜3%

新NISAは国が打ち出した『資産所得倍増プラン』だ。

国が家計の安定化や将来の年金不足解消(老後2000万問題)を目的とし、今後5年間の目標として、投資経験者の倍増(NISA口座数倍増)と投資の倍増(NISA買付額の倍増)計画を打ち出したのだ。

詳しくはwebで比較できるが、旧NISAから大幅な投資額の増加制度の恒久化非課税保有期間の無期限化現行の一般NISAとつみたてNISAの一本化となった点が前回と変わり、魅力的になった点であるとkomaは考える。

投資信託は国(金融庁)が許可したものの中から選ばれているのだ。老後2000万問題等、年金対策も兼ねている訳だから、ある程度は信用できるのではないかと考える(本気度が違うぞ) 
もし、NISAやってる人の多くが大損したとなったら国の政策が失敗したことになるのだ?

投資をする人しない人

以前はタンス預金というワードを頻繁に聞いたものである(2021年日銀データで107兆円)!!
デフレの時代では利子がほぼゼロ%で貯蓄してもメリットなく、タンスにしまっておいても資産価値が下がらなかった時代であったからタンス預金をしてる人が多くいたのだ。しかし現在インフレの時代へと移りつつある。最新のデータによると2024年1月の年間インフレ率は2.2%(CPI)である。
仮にインフレ率2%で1000万円を10年間タンス預金していた場合の1000万の現在価値は820万円になっているのだ。一方新NISAで年率3%の平均運用した場合1334万円になるのだ。(年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2001〜2022年度の平均年率は3.6%)
タンス預金する人の多くは高齢者である。インフレの脅威はほとんどの投資家、特に引退後の高齢層にダメージを与えるのだ!
これからの時代、自分の財産は自分で守らなけばならない。何もしなければ資産価値はズルズルと減っていく(涙)

NISAで金融商品は何を選ぶ?

余り悩む必要はない。悩んで選んだとしても結果が良くなるわけではない。一つ言えることは投資経験がない人の個別銘柄購入は辞めた方が無難だと思う。短期での株の動きは予測不明だ。簡単に言うと自分の会社の株価ですら予想外の動きをするものである。まして他人様の会社の株価を予測出来る訳無いのである。先に言った様に個別株は毎日の株価が気になり過ぎて長期の保有が難しいと思う、特に初心者には。もしくは儲かったタイミングで利益確定して大喜びして、調子に乗って株価の高いタイミングで買って、大きく損を出すスパイラルにハマっていくものだ。komaも何度もやられている。頭では理解していても感情のコントロールが最も難しいのである!)
それではkoma のおすすめは?

米国株式(S&P500)、全世界株式(オールカントリー)、バランス(8資産均等型)、日経225インデックス

komaが現在NISAで投資している内容です。割合は各25%づつです。今後毎月つみたて投資し1800万の満額にに達するまで続ける予定でいる。この中で一番リスクが高いのは日経225インデックスかもしれない(下記表を参照)。米国の企業はとにかくパワーがあるMicrosoft、Apple、Amazon・・・Microsoftの時価総額は3,018,391百万ドル→日本円で450兆円 ちなみに日本1位はトヨタの56兆円(2024/3)2位の三菱UFJになると18.9兆円しかないのである。
投資信託が安全な理由はリスク分散、プロが選定したポートフォリオ(組み合わせ)、コスト効率である。個人は総体として選ぶだけでいいのだ。上記に挙げた投資信託はどれも超人気商品である。

考えてみると戦後日本が急成長したように、これから急成長する国が多くあるのだ。現に戦後の日本のような国がいかに多いことか。SDGSが広まっているが、貧困をなくそう(1日1ドル90セント未満で暮らす人が世界に7億8300万人いる)、飢餓をゼロに(世界人口の9人に1人が栄養不良に陥っている)等、過酷な状況の人々が多く存在している。 先進国が率先してSDGSに取り組み、発展途上国が徐々に安全で安心できる生活をおくれる様になっていくのだと思う。世界という総体で見ると、まだまだ発展途上であるのだと思う。今後第二の中国のようにインドやアフリカが大きく変わっていくのだとkomaは考えている。投資をするうえで、でかく見ると全世界株式が今後大きく落ち込む理由はないのだとの考えをもって投資をしている訳だ。
米国株式を選んだ理由はとにかく新しく生み出す力が(人材力)が違いすぎる!コロナ禍になった途端zoomが全世界に広がり、フェイスブック、旧ツイッターしかり、自動運転のテスラ、など今自分達の生活に米国の企業が完全に浸透してきている。優秀な人材は全員米国に集結してるのではないかとさえ思える。MLBが途方も無い金額でNLBからスター選手をかき集める、そんな印象だ。(大谷、山本、鈴木、ダルビッシュ、前田・・・)
そう考えると米国に代わる国ってあるのか?ないでしょ。するとS&Pを選ぶのは必然だと思う。
バランス型は、とは言っても株式ばかりではとの気持ちからリート(不動産)や債券などへも分散し、より安全性を高めることを目的に投資した。
日経平均225インデックスへは、komaは日本人なので今後日本企業の頑張りの期待しての購入(笑)

以上がkomaのおすすめ4つの投資信託(※どれも元本割れの危険があることをお忘れなく)

投資額は いくらにするのか

資産全てを投資に回すことはリスクが高すぎる!何かしらの理由で会社を辞めることになった場合。雇用保険(失業保険)は自己都合の場合(退職も含む)、待機期間7日間に加え1〜3ヶ月間は給付されない。また支給金額は45%〜80%となる。貯蓄がなかったら、大変なことになる!
また急な病気にかかり入院することなになった場合にも突如の支出が発生する。
じゃどうするか? 一つ目に生活費の6ヶ月分は安全資産(現金、貯蓄等)を持つこと。二つ目に3年以内に使うことが確定している資金を持つこと、例えば車の購入や、子供の進学に伴う入学金や準備にかかる費用、家の修繕費等
全てを投資に回してしまった場合、たまたま相場が低迷してる時に、どうしても資金が必要になって資産を売却しなければならない事態が発生したら損切りをするしかなくなってしまう。
そうならないためにも生活費の6ヶ月分と3年以内に使うことが確定している資金の合計を安全資金(現金、貯蓄等)を確保した上で、残りの資金を投資に回すことがよいと考える。

投資資金=資産合計ー(生活費の6ヶ月分+3年以内に使うことが確定している資金)

新NISA について考えてみた その2  へつづく

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