2021年6月に退職して早くも3年近くが経過している。
退職後、ジムでの健康体改造計画とファイナンシャルプランナー資格取得の勉強に没頭していたら、あっという間に時間が経過していた。FP1級技能士取得までに2年半かかり、気がついたら2023年の年末近くになっていた、それが前回のブログでの話であった。
FPの勉強が一段落したので、今後は何をするか検討した結果、FPでの知識を少しでも世に広める活動をしてみたい、また簡単な相談に応じることでも出来ればと考えている。その結果FPの勉強を続けながら、Webでの発信を検討したわけである。Webでの発信というと選択肢はYouTubeかblogになるだろうと考えた。YouTubeは顔出しするのが嫌でblogを選択することにした。妻くんと娘くんに、YouTubeだけはどうしてもやめてくれと頼まれた。近所にばれたら大変だと・・・ 。 blogにしても初めての経験なので右も左もわからないところからのスタートであったが、今のところ何とか続いている。現在このFP-komaちゃんねると趣味のバイクに関するblog、komaちゃんねるの2本を同時に運営している。それぞれ週2回の更新を原則としている。まずは始めたばかりなので、まだまだ読んで頂ける人は少ないが、頑張って続けていけたらと考えている。
早期退職したら生活は180度変わるのは事実だ。職場でのハラスメントや人間関係のゴタゴタはストレスランキングで上位に位置しており、離婚よりも上なのだ。精神的ストレスから開放されることは早期退職の一番のおいしいところかもしれない。
早期退職した場合のリアルとして、komaの場合を紹介したい。
ランキング方式で表してみた。
早期退職したら何がどう変わった?
① 給料がゼロ円になった
② 寝不足がなくなった
③ 健康体になった
④ 生命保険をやめた
⑤ 趣味にかける時間が増えた
⑥ 勉強が好きになった
⑦ 自宅での酒をやめた
⑧ 家族円満になった 韓国ドラマ
⑨ 外食が減った
⑩ 猫好きになった
解説
①給料がゼロ円になった ➡ 働いてないのだから当然ちゃ当然。給料ゼロでも生活するには退職金、年金、貯蓄。年金以外での老後に収入を得るには仕事をするか資産運用、またはマイホームの活用などがある。何だかんだ言っても定期的な給与がゼロになることは不安であることは確か。しかし時間が経てば経つほど仕事がしたくなくなってくことも確か。
②寝不足が解消された ➡ 仕事をしているときは常に寝不足だった。毎日AM1:00就寝 翌朝6:00起床が習慣だった。昼休みに30分の昼寝は必須であった。それでも疲労の蓄積で運転中などは激しい睡魔に襲われることが多々あった。妻くんに睡眠時無呼吸症候群じゃないかと以前指摘されたこともあったので、病院に行き簡易検査(家に機械を持ち帰り、睡眠時に無呼吸症候群の症状があるか調べる機械)を行った結果、みごとに睡眠時無呼吸症候群であったのだ。日々の睡眠時間の短さに加え睡眠時無呼吸症候群でもあったため、重症の寝不足であったらしい。仕事を辞めてからは睡眠時間を毎日8時間確保し、睡眠時無呼吸症候群の方はCPAPという空気を強制的に鼻から送る機械を装着し寝ることで熟睡できるようになった。夜中にトイレに行かなくなったことが驚き(*_*)
睡眠時無呼吸症候群はCPAPのほか、マウスピースやナステントなど色々と試したので後日blogにアップしてみようと思う。
③健康体になった ➡ 週4回ジムに行き筋トレを行ってるほか、週3回は10キロのジョギングを退職してから続けている。ロングツーリングに行ったり体調を崩し1週間位運動を休んだ後は、筋肉が落ちてしまいもとに戻すには休んだ倍以上の日数がかかるのが辛い。また、張り切りすぎると必ず関節や腰、首などを痛める。筋トレを続けるのは難しいらしい。フィットネスジムでは2ヶ月で半数以上がやめ1年後も続いている割合は4%を切るそうだ。100人中96人はやめてしまうのだ。komaはエニタイムに通っているが顔ぶれがホントに変わる。自分独自のへんな体操をしてるハイソックスのオジサン位しか残ってないような・・
④生命保険をやめた ➡ FPの勉強をするまでは、生命保険は、いわゆるなんとなく加入していた。もし自分が死んだら妻や子供にできるだけ保険金を残したい。病気になったら、えらく金がかかりそうだから入院日額の高い保険に入ろう、ガンになったら最先端治療を受けたいから、がん保険も必要だ的な、勧められるがまま加入していた状況であった。はっきり言って大失敗であった。保険は生活に必要金額を算出し、現状の資産と、その後の収入を差し引いた不足額分を加入するのが正解だ。残りは別途資産運用したほうが余っ程、最終的に資産が残るはずなのだ。現在は共済保険に加入してるだけで十分なのである。
⑤趣味にかける時間が増えた ➡ 現在の趣味はキャンプツーリング。退職して3年経つが、軽バンで北海道百名山走破、バイク(SR400)で北海道一周ツーリング2回、沖縄1週ツーリング、信州ツーリング等、各地を走り回っている。今年は四国と九州、北海道を予定している。いかに金をかけないで楽しめるかがポイントだ。ちなみに北海道一周ツーリングは2週間の行程でフェリー代除いて7.4万円ほど。
北海道ツーリングに行くと昔は若者で溢れていたが、今はオヤジ(60代以上)で溢れている(ホントの話)
⑥勉強が好きになった ➡ 昔はあれほど勉強が嫌いだったが、今は新しい知識を吸収することが楽しくてしかたがない。60過ぎたら勉強しても頭に入らないとか、機械関係は全然ダメとか、Wifiの接続など出来ないなどと言う人が多いが、実際にやってみると案外出来る。ただやらないだけだと思う、いや新しいことに挑戦する意欲だとか興味が薄れてくるのだと思う。年をとってくると気力がなくなってくるのだ、簡単に言うと『面倒くさい』のだ。komaも何か行動する際、自分自身で気合を入れないと面倒くさくなる場合が多いのだ。自分で自分に闘魂を注入するしかないのである!『いち・にい・さん・だぁ〜』
⑦自宅での酒をやめた ➡ 働いている時、家族にはアル中だと思われていた。休みの日は朝6時に目が覚めたらまず500mlプレモルを飲み始め、午前中に500mlビールを3本、午後にも3本飲むのが普通で、さらに芋焼酎をロックで飲むこともしばしばあった・・
妻くんに、会社やめてこの調子でやってたらマジで死ぬと言われた(komaがアル中で)。性格上、一日の適量である純アルコール20グラム(ビール500ml1本)で自制する自信はなく、それならいっそ止めてしまえとなったのだ。しかし人との付き合いや旅行中のアルコールまで止めるのは人生自体の楽しみまでやめるのは?と考え最終的に自宅では一切飲まないと決断したのだ。酒を止めるのは相当きつい!タバコを止めたときの一時的な禁断症状とは違い、酒を飲みたくないとは絶対にならないのだ。我慢するしかないのだ、薬物中毒に似てるのかもしれない(薬物中毒にはなったことないが)。しかし現在では年間12ヶ月の中で酒を口にするのはキャンプの時と盆暮れ正月だけである。(たまに飲む酒は死ぬほどうまい!) 酒を止めて最も変わったのが良質の睡眠になったことかも。あとは頭がましになったのか? しかし夏の暑い日のビールがまずいわけがない・・
⑧家族円満になった ➡ 働いているときは、とにかく忙しくてゆっくりと家族と過ごす時間など、ほぼ無かった。単身赴任で金曜日の夜中に自宅に帰り日曜日の夕方にはアパートに戻る2泊2日の生活が20年も続いた。先にも書いたが休みは朝からビールを飲みテレビを見るだけの休みであったのだ。子供にも評判が悪かったんだろうな(反省)。今では妻くんと韓国ドラマにハマり、あれこれ見ては楽しんでいる。ちなみに今見てるのは『涙の女王』、これがまたいいのよ・・
大学生の娘を車で千葉県まで送り迎えするのだが、二人だけの貴重な時間である。娘とこんな時間が出来るなんて最高である(わけわかんない曲ばかり聞かされるのは辛いのだが)
⑨外食が減った ➡ 会社勤めをやめたから外食が減ったのか、コロナ禍での習慣がそのまま定着したのか定かではないが、明らかに外食は減った。一方で高級食材(ブランド牛)の半額セールを狙い、自宅でのグルメを楽しんでいる(外食よりうまい!!し安い)
⑩猫好きになった ➡ komaは本来犬好きであった。過去にはシェパード、アメリカンコッカースパニエルを飼っていたが、自分であまり面倒を見ず、家族から相当非難され、現在はワンコは飼っていない。妻くんは猫好きで、現在2匹の猫を飼っている。神楽と寅次郎だ。
寅次郎は不思議にkomaによく懐いており、寝るのも一緒に寝ることが多い。外出から家に帰ると、真っ先に迎えに飛んでくる。肉球のマッサージが好きで、いつも手を繋いでいるのだ。
退職すると、いろいろ変わるけど、はっきり言って『幸せ』を実感できる。毎日がゆったりしているこの感じは最高。
朝、目が覚めて雨が降っていたら『もう少し、ゴロゴロすっか』
テレビで桜満開のニュースが流れたら『桜見に行ってくっか』
雲一つ無い晴天なら『散歩して、洗車でもすっか』
『今日は一日読書でもすっか』
こんな感じで毎日が過ぎていく・・
つづく
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