保険のについて考えてみた その1

まだ梅雨明け前なのに40℃を越える地域もある。兎に角暑い、暑すぎる!

夏本番が来たらどうなっちゃうのか?

他人事だと思っていた熱中症も気をつけなければ・・

先日直射日光を浴びてのなか、趣味のバイクに乗っていたら手の指が攣ってしまった、アクセルを握る親指があらぬ方向へ・・「いたい・・」 おもわずバイクを止め小休止をすることに。これ、熱中症?

あわてて水分補給をした。暑さが原因なのか、それとも加齢が原因なのか?

自分が子供の頃の「夏休み」とは明らかに違う暑さ。そのうち「なつ休み」ならぬ「ねつ休み」になってしまうのでは。

目次

保険といっても、いろいろあるのだ

保険には公的保険と私的保険がある。

公的保険は国民が要件により必ず入る必要がある保険だ。年金保険、健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険、車やバイクを購入したら自賠責保険等がある。

ここでいう保険は私的保険の話である。加入するしないは個人の判断によるものである。私的保険(以降は保険に要約)は公的保険ではカバーできない部分や、より手厚い保障を目的として存在するモノだ。

保険にまったく加入してない人は、ほぼいないのではないだろうか。何かしらの保険には加入してる方が大部分であると思う。
理由としては、生活をしていくなか、生きていくうえで、さまざまなリスクが誰にでも発生する恐れがある。
いつ発生するかわからないリスクに備えるための準備として「保険」があるのだ。

保険に入っていたために助かったことはありますか? komaは今年の始めの頃、愛車を運転中に自損事故を起こし修理代が約80万もかかってしまったのだ。しかし車両保険に加入していたお陰で、全額が保険金で支払われ助かった。車両保険に入っており、良かったと痛感したものだ。(翌年以降、保険等級が下がるのだが・・)

しかし問題は保険には種類が多すぎて、セールスの進めるがままに加入してる人が多いのではないか?自分なりの希望を伝え、セールスがあれも、これもと追加され高額な保険となってる場合がホント多いと思う。

何の保険に入ればよいのか、適切な保障金額や内容はどう選択すべきか、期間はどの程度が妥当なのか? 誰も教えてくれない。

そもそも保険加入に際し、ライフプランを詳しく調査したうえで保険を選んでくれるなどは、今までに経験したことがない。セールスが自分の成績をあげるための保険商品を売り込んでくるのだと思う。このブログで発信してる内容は、あくまでも読者にとって有利な内容を第一と考えているので安心して頂きたい。komaはFP1級、CFPを保有しており、自分が各状況に合わせ、保険を選択することを想定している内容にしたいと考えている。少しでも役に立っていただけるとありがたい。

保険の種類を簡単に分類すると生命保険、医療保険、介護保険、損害保険がある。それぞれの特徴は以下。

生命保険

①生命保険:人の生死に関して、あらかじめ決められた保険金が支払われる

生命保険は種類も多く、保険料もピンキリ。大きな保障を希望すると保険料は大きく膨らんでいく。子供の教育費や住宅ローンでヒーヒーしてるなか、「病気になって働けなくなったり、病気や事故で死んじゃったりしたら・・・」生命保険だけはしっかり入らんと! 心配心配  営業のおばさんも煽ってくるし・・

こんな感じで、ライフプランを詳しく考えず、なんとなく、これくらいあったら何とかなんじゃね。と雰囲気だけで保険に加入する人も多いものだ。

生命保険は加入するタイミングで、その時点からのライフプランに基づいて必要金額をはじき出し、適切な保険に加入しなければならない。



定期保険:基本的に掛け捨て。満期の保険金はないので安い。

収入補償保険:保険期間中は、いつ死亡しても一定期間は、年金が支払われる。

終身保険:保障が一生涯続く保険。

養老保険:一定期間内に死亡した場合には死亡保険金が支払われ、満期まで生存した場合には満期保険金が祖払われる保険。

こども保険:節目節目で祝い金が支払われる。満期には満期保険金が支払われる保険。親(契約者)が死亡した場合には、それ以降の保険料は免除され、祝い金や満期保険金も当初の契約通り支払われる。

個人年金保険:契約時に決めた年齢に達すると、年金を受け取ることが出来る保険。受け取れる期間は終身の保険もあるし、有期の保険もある。(その他色々なタイプがある)

変額保険:保険会社が株や債券を運用し、その結果により保険金や解約返戻金の額が変動する保険。

外貨建て保険:各種生命保険の保険料の払込や、解約返戻金、保険金の受取を外貨建てで行う保険。メリットは外国の方が金利が高い分、予定利率が高く設定されている。現在の円安では恩恵を受けた方も多いのではないか。

団体保険:会社で入る保険。とにかく安い

団体信用保険:家をローンで建てる時に入る保険。住宅ローンの支払期間中に契約者が死亡した場合に、その時点でのローン残高と同額の保険金が支払われる。

第三分野の保険

②第三分野の保険:生命保険が第一分野、損害保険が第二分野である。そのどちらにも属さない、ケガや病気に備える保険。

健康保険には高額医療費制度があり、1ヶ月の自己負担限度額を越えた部分が払い戻される。
注意として合算ではないことだ、各月ごと、同一の診療ごと、同一の医療機関ごととなっている。
心配で多く入りすぎていると感じている。

komaの父親は数年前にガンで他界しているが、最後数ヶ月は入院治療していた。父は80歳を越えており一人暮らしをしていたこともあり、住民税非課税世帯にあたり、所得区分では低所得者であった。その際の医療費の自己負担限度額は月額1万5000円となってり、差額ベット代と食事代以外は、入院費用も保険適用治療費も含め1万5000円のみの請求であった。1日あたり3000円の入院保障で十分といえるわけだ。

医療保険:ケガや病気による入院や手術に備える保険。

三大疾病保険はガン・急性心筋梗塞・脳卒中と診断され、所定の状態になった場合に、生存中に死亡保険と同額の保険金が支払われる。
日本人の死因としては
1.ガン
2.心疾患
3.老衰
4.肺炎・気管支炎
5.脳血管疾患
となっている。


介護保険:寝たきりや、認知症により一定期間介護が必要になった場合や公的介護認定に連動するタイプの保険

がん保険:保障の対象をガンに限定した保険。

リビング・ニーズ特約は、余命6ヶ月以内と診断された場合には、生前に保険金が支払われる。

先進医療特約は保険のきかない先進治療(陽子線治療や重粒子線治療、遺伝子治療等)を受けた時に給付金が支払われる。



所得保障保険:ケガや病気により、就業が不能になった場合に備える保険

損害保険

③損害保険:事故で発生した損害を実損填補する保険

火災保険:火災などを原因とした建物や不動産の損害に対して支払われる保険金(上限あり) 住宅ローンを借りる場合の必須条件になっている場合が多い。

地震保険:地震などを原因とした建物や家財の損害に対して支払われる保険金(上限あり)

地震の多い地域は保険料が高いよ! また建物の構造も保険料に影響するのだ。

komaは茨城県在住で2011年の東日本大震災を経験している。自宅のある那珂市では震度6強を観測し、家の中の多くの物はひっくり返り、見た目の印象は めちゃくちゃという感じ。食器棚からほとんどの食器が飛び出し、散乱し、足の踏み場もないという感じであった。それでも何日かをかけ整理を勧めていったのだ。一方で建物の被害は案外少なく最近の住宅の耐震性には感心したものだ。それでも階段の踊り場や玄関近くの空間が大きいところのクロスは無惨にも破けてしまっていた。また、テレビの太いアンテナケーブルが柱の継ぎ目に挟まってしまっている。家が大きく捻じれたらしい。窓の精度も悪くなり、明らかに締まりが悪くなっている。
 しかし、この程度では地震保険はまったく支払われなかった!おもわず「うそだろ」と吠えてしまった。
全損で100%、大半損で60%、小半損で30%、一部損でとなっている。


自賠責保険:全ての自動車、原付きバイクまで含む強制保険。加入しないと1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるのだ!

任意自動車保険:自賠責保険の支払限度額での不足をカバーするするための保険。自賠責保険の支払限度額は死亡事故で3000万円、傷害事故では120万円と、どう考えても少なすぎるのだ。加えて自賠責保険は対人のみが保障の対象なので、対物や自己車両は対象外となっているため、リスク回避のためにも任意保険は重要である。

傷害保険:急激かつ偶然な外来の事故による傷害、死亡に備える保険。海外旅行に効く際に、ほぼ入る海外旅行傷害保険は知ってる方も多いのでは。その他普通傷害保険や交通傷害保険等もある。

保険金の支払対象がややっこしいのだ

一般的な普通傷害保険を例にすると
テニス中に転んで骨折した場合はだが、危険な運動と判断された場合は
仕事中にケガした場合はだが、地震でケガした場合は

一般的な交通事故傷害保険を例にすると
駅の改札内で転んでケガした場合はだが、駅の改札外でケガした場合は
エレベーター、エスカレーターの急停止による転倒でケガした場合はだが、ジェットコースター搭乗中のケガは

・賠償責任保険:対人、対物への損害賠償責任を負担することにより被る損害に備える保険。

賠償責任保険の支払対象もややっこしいのだ

・自転車を運転中に、人にぶつけケガを負わせた◯
・子供が隣の家のガラスにボールをぶつけ割ってしまった◯
・飼い犬と散歩中に、他人に噛みつきケガを負わせた◯
・地震により塀が倒れ、通行人にケガを負わせた✕
・仕事中に起こった事故
・自動車を運転中に起こった事故
・他人から借りたものを壊した
・同居の親族に対する賠償

今回は保険の種類や例をあげてみた。
次回は本題である、一体どの保険に必要な保障はどれくらいなのか、必要な期間などを考えていきたい。

つづく

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