新NISAが2024年の1月から始まり、投資を始めるきっかけになった方も多いのではないだろうか。
現況としてはアメリカ経済が好調を維持している。また日本経済も緩やかに回復しているなか、投資を始めた方々にとっての出足としては順調なスタートを切ったっと言っても過言ではないのだろうと思う。
komaも出だしから上限一杯までNISAでの投資を行っている。このまま5年間で上限まで投資を続ける投資方針をたてている。その間、6ヶ月毎に結果発表をblog上で行う予定でいる。5年経った時点で投資元本1800万円がいくらになっているか楽しみなところである。
新NISA非課税制度の概要としては、つみたて投資が年間120万、成長投資が年間240万の合計360万とし。投資上限は合わせて1800万となり、そのうち成長投資枠は1200万までとされている。非課税期間は無期となり長期的な資産形成に有効な制度となっている。ただし元本割れのリスクが伴うことを十分理解したうえで判断する必要がある。
新NISA 6ヶ月検証
投資資産を整理しながら新NISAを年間の上限一杯、360万円(30万円✕12ヶ月)を積立している。毎月の額は30万円でS&P500インデックス、オルカン(オールカントリー)、バランス型、日経225インデックスを25%づつ購入している。表を見ることで、現在(2024/6/30現在)の収支が一目でわかる。
損益順位は S&P500>オルカン>バランス>日経225 の順となっている。S&P500やオルカンなどは年利が20%を軽く越える成績をあげている。日経平均が順調な日本ではあるが、新NISAが始まった頃にはすでに高かったこともある、7.3%と米国や世界と比較すると低くは感じるが、それでも7.3%と十分すぎる結果がでているとkomaは評価している。
180万円を投資してわずか半年で約16万円のプラスとである。何もしなければゼロ円である。
ただし、これからの半年間で同じ様な結果がでるものなのか?
来年も今年と同じ様な結果がでるものなのか?
それは全くわからない。誰にもわからないのだ。
凄腕アナリストや、偉い経済学者や、モルガン・スタンレーのトップ営業マンやゴールドマン・サックスのトップ営業マンでさえ同じ答えを出すことはあり得ない。
結局分からないから何もしない方が良いんじゃないかと考えてしまう。
しかし・・何もやらないとインフレに負け、実質資産は目減りしていくのである(T_T)
じゃあ、どうすればいいの?
危険を少しでも回避しながら投資を行うことが必要なのである。
komaが保有している投資信託は全てインデックスファンドだ。インデックスは以前説明しているが株価指数(S&P500や日経平均225やTOPIX)に連動した動きになるものだ。個別銘柄の乱高下に左右されない。また管理コストが低いことも重要なポイントだ。それとなんといっても長期の運用に最適である。
インデックスファンドの逆に位置するのがアクティブファンド。インデックスを上回る収益を目指すファンドである。大きく利益が出る可能性もあるが、一方で失敗する可能性もある。専門家が積極的に動くから管理コストも高くなり、利益をインデックス以上に出すにはインデックスファンド+コスト以上の収益が必要となってくる。実は長期間で比較するとインデックスファンドが勝つことが多い!
インデックスファンドを売り込むために営業マンは儲かった期間をクローズアップして攻めてくる!のだ。それは高い手数料を獲得するために!!
営業マンは客のことを考えているのではなく会社の利益であり、自分の成績を考えているからなのだ。
具体的な危険回避の方法
・インデックスファンドを選択するべし
欲の皮が突っ張るとろくなことがない。インデックスファンドで「長期」「分散」「積立」の原則を貫くだけでいいのである。
・インデックスファンドをさらに分散すべし(分散運用)
日経平均225 ➡ 日本だけじゃ心配心配だから・・
米国S&P500 ➡ 米国だって何かあったらヤバいよね・・
全世界株式オールカントリー ➡ 全部株式だけでも怖いから・・
バランス型(8資産)国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、
先進国REIT
・NISAまたはiDeCoで積立(積み立て運用)→ 別の機会で違いや特徴、メリット、デメリットを説明する予定です。
・あとはほったらかし運用でOK(長期運用)
komaはインデックスファンドで3%〜4%平均の利益がでればOKだと考えている。そう考えると現在の結果は、もしかしたらバブルなのかもしれないと考えることもできる。ほったらかしと書いた理由は、年間での収益が3%〜4%だとすると、今回の6ヶ月検証では1.5%〜2.0%の利益が出ればOKということになる。これが日々に直すと営業日数260日と仮定した場合1日あたりの変動率は0.006%〜0.008%でしかないのだ。
投資信託などは、日々確認するなど意味のないことだ。多くても半年に1回見る程度で十分なのである。それゆえ「ほったらかし運用」と言っているのである。現在の上昇を鑑みると今後、下がる可能性が高いのが普通である。なぜなら「平均への回帰」を考慮すると過去の平均的な収益率に比較して、現在の収益率は明らかに高いと評価できるからだ。それゆえ今後平均へ回帰するする傾向が強くなると考えられるわけである。(あくまでもkomaの私見)
最後に
新NISAの6ヶ月検証とは言ってみたが、正直まだ始めたばかりで「得した」「損した」とは、とてもじゃないが、まだ言ってらんない。少し利益が出て、嬉しくなり利益を確定したくなり、すでに売却してしまった人もいるのではないか?
最初に立てた資産運用方針を貫き通すことは、簡単そうで難しいことだ。
兎に角、運用の基本は「長期」「分散」「積立」なのだ。
この中で「長期」がもっとも難しいかもしれない。なぜなら運用期間中に必ず「山あり」「谷あり」がやってくる。
「山あり」で売りたくなり、「谷あり」で売りたくなるのだ。
山になったところで売りたくなり、利益が出て自分は投資の才能があると勘違いし、次なる投資を高値で購入し、大損するパターンに陥る。さらに損を取り戻そうと、リスキーな投資に手をだし、ドツボにハマっていくという悲しい結末が待ち受けている・・・
谷になった時、すなわちリーマンショック等、金融危機が発生した時、我慢できずパニックになり・・
「紙くずになるくらいなら売っちまえ」となる方々がホントに多い!komaの周りも大多数が売却し、投資をやめてしまった人が多いのだ。しかしその後、どうなったのか? 実は、そこが最大のチャンスなのに。最大のチャンスに市場に参加することを放棄してしまう人が多い。
何度もいうが 長期、分散、積立 のひとつでも欠けるとミスする可能性が高くなるのである。
このサイトは投資初心者の方々に向けての発信なので、「何いってんだ おめぇは」と投資経験や知識を持っている方々、自分の考えを持っている方はkomaの発言を一切無視してください。
サンモニ面白かった・・
先日テレビに孫正義氏が出演していて熱く語っていた。
『AI』はここ4年間で1000倍に進歩したというのだ。具体的にはチップが10倍、チップの能力が10倍、トランスフォーマーが10倍で1000倍になったらしい。今後の4年で更に1000倍になり、その後の4年でも1000倍、更にその後の4年でも1000倍になる開発がすでに進められているというのだ。1000倍✕1000倍で100万倍! 更に1000倍で10億倍にもなるというのだ!現在チャットGPT4.0 は米国の医学試験に合格するレベルにあるという。これが10億倍になったらどうなるのか?人が作ったAIだったが、今後はAIが自ら勝手に学習する時代になったのだと。
AIにより最も期待されているのが医療分野らしい。その他にも農業分野やロボット分野等色々と活用の幅が広がっている。一方でフェイク・詐欺(ホリエモンや前澤友作等使った投資詐欺もAI)や軍事利用としてのAI兵器など不安も多いのだが・・
日本も失われた30年から本当の意味で脱却し、大きく成長するためには最重要課題として真摯に取り組むべき分野であることに間違いはない!最後にズバリと一言 「専門家でもないのに知ったかぶりして上から避難すんじゃない」と・・ 確かにとkomaに刺さったのである。頑張れソフトバンクグループ、日本の企業!
孫正義のはなし聴いてると洗脳されそうになった・・ほんと説得力あったな
しかし、はなし聴いてると米国の成長は、しばらく続きそうだと痛感した。米国の時価総額ランキングみるとほぼ、AIに関係してる(S&P500強そう・・)
つづく
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