早いもので、今年も残すところ後1ヶ月と少ししかない・・
今年も順調に歳を重ね、63歳になってしまった・・
時間が経過するのは驚くほど早い。
会社を辞めて3年半が経つが、週明けから普段通り出社してラジオ体操して仕事を普段に出来るんじゃないかとさえ思えてしまう。
何か目標を持ち、山を登るが如く、苦しみもがきながらも一歩一歩前に進むような生き方をしなければ、人生あっという間に終わってしまいそうである。
そして65歳になると前期高齢者の仲間入りだ(年金受給できるのは嬉しいのだが・・)
何かやらねばと、真剣に考えている今日この頃である。
おすすめしない投資信託
投資信託にも様々な種類のものがある。
証券会社も収益を上げるために、あの手この手でやってくる。
あの手この手の具体的なことは、利回りの高さや、月々の配当金をアピールすることに尽きる!
しかしその利回りも、ある一定の期間のなかでの利益であったりする場合が多い。ランキング表なんか見ても3年とかが目立つが、実際には話にならない。積立、分散、長期を基本にしてるのだから最低で10年、自分だったら20年を基準にしたいところだ。
証券会社の利益は販売手数料や信託報酬である。
当然販売手数料や信託報酬が大きな商品を推してくることが通常なのだ。
その推してくる商品がヤバいのだ!
毎月分配型の投資信託
過去に大ヒットした投資信託。
なんせ、毎月配当金が入金されるのだから・・
当初はこれだけで一生食っていけるんじゃないかと思えてた。リーマンショック前までは・・
オラもFIREできるかも・・
本気で思ったりしてたアホでした。
実際に各月配当の商品を購入し、元本を大きく割れた経験もした・・
毎月分配金の分配金には普通分配金と特別分配金があるのをご存知だろうか?
簡単に説明すると普通分配金は収益からの分配金となる。そのため分配金から20.315%の税金が差し引かれるのだ。
一方で特別分配金は収益が出ていないのに分配するのだ。じゃ、どこから分配金が? 実は原資は自分の資産から分配金を出すのだ・・所謂タコ足配当だ!自分の資産から出た配当金なのだから当然税金はゼロなのだが。自分の資産から分配するわけであるから分配金の分だけ基準価格が下がっていくわけだ。気がついたら資産額が大きく減っていた、と後から後悔するのである。
目論見書をみると税引前分配金再投資ベースのグラフが表示されているのが普通である。
毎月分配型は利子が付くわけではないので、元金は基本減っていく場合が多いのだ。そのためNISAでは毎月分配型の投資信託は対象外となっているのだ。
ファンドラップ
特にお金に余裕がある富裕層を狙ってくるファンドだ。安全性を重視したものから大きなリターンを狙うものなど、それぞれの投資方針に合わせて組み合わせてくれるファンドだ。至れり尽くせりって感じだけど、コストが高い!!
通常のファンドを管理するための信託報酬に加え投資顧問報酬がかかるのだ!年間で3〜4%のコストが発生する場合が多い!仮にインデックスを超える5%の運用成績を出しても3%のコストが発生すれば手元に残る収益は2%にしかならないのだ!!インデックスを超える運用自体難しいと言われているのに(特に長期では)5%の収益を長期で続けることが、はたして可能のか懐疑的である・・・
地政学的なリスクや有事の事態が発生した場合にはインデックス以上の損失となることだって考えられる。
これこそ証券会社の利益率の高い「おいしい商品」なのだと思う。
アクティブ型の投資信託
原則はベンチマーク(インデクス)を超える運用収益を目標とする。
手間がかかる分、信託報酬が高い。インデックスファンドの信託報酬が年0.1〜0.2%程度のものが多い。一方でアクティブファンドの場合1%以上のものが多い。中には2%のものまである。
長期で見た場合信託報酬差し引き後の利回りがインデックスを超える投資信託は少ない・・というかインデックスに勝てない!
ロボアドバイザー
過去の実績を定量的に分析し、所謂AIが選定するファンドである。しかし定性的な情報が加味されておらず有事などに弱いのではないかと考えている。囲碁や将棋のように、ファンドマネージャーVS『A I』とかやれば面白そうなのだが。
なぜか信託報酬が高い:1%程度
EB債
内容が複雑で、分かりづらい債権だが、銀行の窓口にいるお姉さんにグイグイ勧められ購入した経験がある。
わけがわからずに購入してしまったのだが、最初の1年間は早期償還後、再度購入を繰り返していたが、次第にヤバい商品であることを理解し、EB債からは撤退した。
EB債は「他社株転換可能債権」というのもであり、仕組み債ともいわれ通常の債権に株式のプットオプションの売りを組み込んだ金融商品。
ノックイン、ノックアウト、トリガー価格、行使価格・・
株価が上がれば早期償還するし、しかも上がった株価を基準に継続購入すると地獄に落ちる可能性が高い・・(実際には何回も継続する人が多い)
目先の利回りに釣られないよう注意が必要!
それじゃ、すすめる投資信託は?
インデックス・ファンド一択でしょ!
・購入時手数料ゼロのファンドも多い
・手数料が安い
・市場平均より大きく損失することが少ない
・長期・分散・積立に適している
確実に利益を上げるには『 長く小さくコツコツと 』稼ぐしか無いよ!
加えて複利の力を利用すると更に良し!
真逆が『 短期間で大きく』儲ける。
稼ぐと儲かるとの違いは?
『稼ぐ』の語源を紐解くと、稲穂を収穫し、食料を得るという行為が元になっているらしい。種を撒き作物が成長し、収穫することで収益を得る。手間を掛け丹精込めて育て、初めて収益を得るといことは、インデックス投資に通じるのではないかと思う。
一方で『儲ける』とはリスクを取り、大きな利益を得る、そんな感じを受ける。インデックスファンド以上の利益を狙ったファンド全般だと思える。アクティブファンド等、先に紹介したファンドなどがそうである。
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